【子育ての転換点】長男からの「お小遣い制」直訴。信じて任せる勇気と、私の小さすぎる親心。

先日、長男から一つの「提案」がありました。 「これからは、お小遣い制にしてほしい」

これまでは、欲しいものがあればその都度私たちが判断して買い与えるスタイル。彼にとっては、自分の自由にならない不自由さがあったのでしょう。自分の裁量でお金を使いたいというその訴えは、一人の人間としての自立心の芽生えでもありました。

つい漏れてしまった「親の注文」

いざ「いいよ」と言いながらも、私の頭の中には不安がよぎります。 「おやつやジュースにすぐ使い切ってしまうんじゃないか?」 「結局いらないものばかり買って、後悔するんじゃないか?」

そんな心配が口をついて出てしまい、私からは「1〜2割は貯金すること」、妻からは「お小遣い帳をつけること」と、次々に注文をつけてしまいました。

極め付けには、「今まで通りパパに買ってもらうのと、自分のお小遣いで買うの、どっちがいい?」と、彼の決意を揺さぶるような確認までしてしまう始末……。

正直、自分でも「注文をつけすぎだな」と苦笑いしてしまいました。これは信用していないわけではなく、単に私が「子離れ」できていないだけなのかもしれません。

失敗もまた、大切な経験

よくよく思い出せば、私自身も小学5年か6年くらいの頃にお小遣い制が始まりました。 その時からケチケチな私でしたが、それからの経験が今の私の金銭感覚を形作っているのだと気づきました。

親が先回りして失敗の芽を摘んでしまうのは、彼から「学ぶチャンス」を奪っているのと同じこと。

最終的に、彼は迷わず「お小遣い制」を選びました。 その潔い返事を聞いて、私もようやく「よし、任せてみよう」と腹をくくることができました。

これからを見守る

これから彼がどんなお金の使い方をするのか。 たとえ無駄遣いをして一文無しになっても、それは彼自身の責任。そこで何を感じるかが、お小遣い制の本当の目的です。

口を出しすぎず、でも困った時にはヒントをあげられる。 そんな程よい距離感で、彼の「小さなお財布」の行方を見守っていこうと思います。

彼が自分なりの価値観を築いていけますように。

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